オリジナルグラスOriginal Glass:
250mlチューリップグラス /
330mlTulip Glass ★ホップ祭りで有名な、ベルギーのホップ産地ポペリンゲで造られる
★昔のイーペルの街並みなど、レトロな写真を使用したラベルは5種類あります。
本年で創業450周年を迎えたルロワ醸造所の記念ビール。
ベルギーの醸造所の中でも歴史のあるルロワですが、元々は現在位置している西フランデレン州イーペル市ブージンヘの近郊にあった水門のある場所に1572年に設立されました(日本でいえば室町戦国時代であり織田信長が政権を取っていた頃です)。
旧名ヘットサス(HET SAS)醸造所といい、サス(SAS)とは水門の意味で、地名となり、醸造所名もそこから付けられています。
当時の建物は第一次世界大戦で完全に破壊されたため(イーペルは第一次世界大戦の激戦地として都市自体が破壊された)、現在のブージンヘに再建。
ルロワ家の11世代にわたる醸造の家系はこのヘットサスからの長い歴史となります。
名称はズバリ設立年の「1572」です。
ルロワらしい奇をてらわない正統派ベルジャンブロンドエールで、ハチミツぽい麦芽由来の甘み、大麦の穀物風味が主体で、アクセントにホッピービタネスとほんのりオークタッチが感じられる、マイルドなブロンドエールです。
ベルギー人はこういうのが好きというか、安心できるビアカフェで飽きずに飲み続けられるような伝統的で定番な造りと云えるでしょう。
これがベルギー人にとって普段着のビールなんだな~と改めて意識して飲んでみたい。