オリジナルグラスOriginalGlass :
Goblet聖杯型グラス湧き水、大麦麦芽、ホップのまり花、キャンディシュガー、酵母のみで醸造。香りと上品な味わいは、使用されている麦芽よりもホップのまり花と酵母によるものです。オーヴァルビールの特徴は、ホップが製造工程の2つの異なる段階で追加されることです。まず、醸造室で、非常に上質なホップを大量に追加します。これにより、有名な苦味が生まれ、ビールが長期間保存できる理由になります。その後、貯蔵庫で、ホップが再び追加されます。これはいわゆる英国の「ドライホッピング」で、最も注意深く事前に警告されたテイスターでさえ完全に魅了される心地よい香りを生み出します。テイスティング ルームでは、オルヴァルのビールとチーズが実によく合っています。ボトルとグラスのユニークな形、ラベルのデザイン、コースターやその他の宣伝素材など、すべてが1930年代初頭からの伝統です。
トラピスト・ビールの最高峰 「オルヴァル」
世界的なビアハンターとして知られる故マイケル・ジャクソンは、日本の記者に「人生の最期に・・あと15分しか生きられないとして、あなたが飲みたいビールは何ですか」と聞かれた時、明確に「オルヴァル」と答えました。 それは修道院の中で醸造されているトラピスト・ビールであるという信頼性と、さらにオルヴァルの独創性・独自性によるものです。
オルヴァルは、金色や黒色ではなく、琥珀やオレンジともいえるような色です。この醸造所では、オルヴァルだけを造っていて、1931年からレシピは変わっていません。グラス・コースターやロゴ、全てが変わらぬオルヴァルの味を思わせます。
オルヴァルには、わずかな酸味に程良い苦みがあります。またドライホッピングのプロセスでたくさんのホップを使用することからくる苦みとフローラルな香りもあります。 適度な酸味は、野生酵母のBrettanomyces Orvaliensisに由来します。 その酵母によってとてもドライな後味になり、それが飲みやすさにつながっています。
何よりも、オルヴァルは時間とともに熟成するビールです。 醸造後、醸造所で6か月間保管され酵母が働き続けます。 セラーから出た直後に飲むと、圧倒的なホップの苦味を感じますが、寝かせると、瓶内で発酵を続け少し柔らかで丸い口当たりの落ち着いた苦味になります。手にしたオルヴァルがフレッシュであれ熟成させたものであれ、このようなビールは他にありません。(輸入元 小西酒造)
NOTE: The ABV-value of this beer varies, in the United States 6.9% is used.The Orval’s brewery produces only one beer to sell, a beer with a high fermentation that continues in the bottle. It is 6.2% ABV.This beer is brewed exclusively from spring water, barley malt, hop cones, candy sugar, and yeast. The aroma and the fine taste are due more to the hop cones and the yeast than to the malt that is used.
What’s special about Orval’s beer is that hops are added at two different stages of the production process.First, in the brewing room, a large quantity of very fine hops are added – this produces the famous bitter taste and is the reason why the beer keeps for a longer period of time.Later, in the storage cellars, hops are once again added. This is the so-called British “dry hopping,” which produces the delightful aroma that completely enraptures even the most carefully forewarned taster.
In the tasting room, Orval’s beer and cheese make a really good pair: the unique shape of the bottle and the glass, the design of the label, the coasters and other publicity materials – it’s all a legacy from the early 1930’s.