稲と草木 試し桶015 500ml -純米

Ine-to-Kusaki 
試し桶シリーズ15 日本草木研究所 
要冷蔵

500ml / alc. 13% / 酒度±0 / 酸度1.4 / アミノ酸度1.8
稲とアガベ株式会社 / rice and agave
Collaborate with 日本草木研究所
Jappan / 日本
日本酒 / Sake
ハーブ : Harb -青文字の実
水:-
米:秋田県産-
精米歩合:90%
麹米:秋田県産米
販売価格
5,200円(税込み)
会員価格
5,050円(税込み)
在庫
0
商品コード
sake0091

数量

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カテゴリー
日本酒/SAKE
メーカー
稲とアガベ醸造株式会社土田酒造株式会社日本酒CRAFTSAKEホップHop
ブランド
純米Junmai稲と草木秋田県限定クラフトサケ
こんにちは。岡住です。
「日本の山を宝の山に」を掲げ新たな山の原生植物の活用方法を考える「日本草木研究所」の草木たちを米と麹と発酵させたクラフトサケです(クラフトサケブリュワリー協会の定義)。日本原生の植物資源の価値化を目指し日夜日本の山々に入りまくって実験を繰り返している、草木研の取り組みに感銘を受け今回のコラボが実現しました。
今回使用した草木は、レモングラスのような香りがする「青文字の実」、グレープフルーツのような香りがする「榧」の枝葉、西洋ハーブにも負けない香りを持つ「花蓬」と自分も知らない素材ばかりでした。
草木研のおかげで日本の山々解像度が爆上がり、クラフトサケが日本を代表する酒となっていく未来が見えた気がしています。
肝心のお酒ですが、稲とアガベ史上指折りの大傑作です。このお酒は飲まないと損です。むちゃくちゃ美味しくできました。正直全部自分で飲みたいですが、皆さんにも感動を共有することで、草木研の活動の素晴らしさを知っていただきたいです!

<日本草木研究所を知っているか?!>HP:https://nihonkusakilab.com/
日本の山々には西洋ハーブや各国スパイスに負けないような、素晴らしい品質のものが多くあるにもかかわらず、何の価値にもなっていない事実を知っているでしょうか?山椒や黒文字など日本の山々で一般的に活用されているのはごく一部の植物に過ぎません。日本草木研究所の古谷さんは、若手の日本を代表するような植物学者と一緒に山に入ることで、日本の山々がいかに豊かであるかに気づき、日夜山に入り全国の里山に眠る植生の「食材としての可能性」の発掘を行います。彼女たちが目指しているのは、海外のスパイスやハーブが日々の食卓に並ぶように、日本の木々や名も知れない野草たちが食に当たり前に関わる日常の実現です。日本の原始的な食用植物資源の価値化は、地方産業の活性化や持続可能な食材供給、新たな国際競争力にも繋がっていきます。それらを実現するために今日も全国の里山に入っては、蒐集・記録・発表を繰り返し、おいしい価値化を試行する研究機関が日本草木研究所です。
<地球に対する解像度が高い人たちと造る酒>
実は以前自分も男鹿の山々に彼女の仲間たちと一緒に入ったことがあります。若手植物学者の二人は見るもの全ての植物の名前が言えるんじゃないか?というくらいの方々で、これはどんな香りがするとか、食べても大丈夫、毒の有る無しなど、教えてもらいながらゆっくりと山を登りました。彼らの植物を愛でている様子を見ていると出てきたのが、「あーこの人たちは地球に対する解像度が高いんだ」という言葉でした。
僕が山とか、木とか、葉っぱくらいの解像度で景色を見ていることに対して、お酒づくりでいうとおそらく菌が見えているくらいの解像度差で地球を見ているこの人たちの人生はどんなに豊かだろうかと羨ましく思いました。
そんな彼女たちの活動に触発され、彼女たちが日夜蒐集した結果価値が見出された草木で自分もお酒をつくりたくなったのは言うまでもありません。
リスペクトする彼女たちの素材を使って恥ずかしいものはつくれません。
正直さまざまなプレッシャーを感じながらお酒の解像度だったら僕の方が高いはずと信じてこのお酒は完成しました。
肝心の出来ですが、面目はなんとか保てたと思います。

●クラフトサケとは?クラフトサケブリュワリー協会が定義する「クラフトサケ」とは日本酒(清酒)の製造技術をベースとして、お米を原料としながら従来の「日本酒」では法的に採用できないプロセスを取り入れた、新しいジャンルのお酒。例えば、「どぶろく」もクラフトサケのひとつ。日本酒には、「搾る(お酒と酒粕を分ける)」工程がありますが、搾らずにそのまま飲むのがどぶろくです。
そのほか、フルーツやハーブなどの副原料を入れることで、新しい味わいを実現したお酒もたくさん誕生しています。お米を原料としながら、日本酒のルールに縛られない、自由で多様なお酒です。
●菩提もととは?室町時代に奈良のお寺の正暦寺で生まれた古の製法。生米と炊いたご飯を水に漬け込むことで、乳酸菌などの酸を出す菌が湧いてきて、その後お酒づくりに欠かせない「酵母」という菌が立ち上がってくる、空気中の菌を呼び込むオペレーションです。